■

• ジェシー・ノーマン「ラッキー・トゥー・ビー・ミー」
  • ミュージカル・ナンバーもジェシー・ノーマンが歌うとこうなるのか、と聴き惚れる。「シェルブールの雨傘」など、いい感じです。タイトル作品はバーンスタイン。
    • ASIN:B0001N1N3O

• イアン・ボストリッジ「J.S.バッハ：アリア&カンタータ集」
  • 特に好きというわけではないのですが、テレビで観てから、どうにも気になるボストリッジ博士の歌唱というか、暗鬱な美青年（ボー・テネブルゥだっけ）ぶり。今回はバッハのテノールのためのアリアとカンタータ。「我は満ち足れり」「われは哀れなる者、われは罪のしもべ」…なんか暗い。でも聴いてしまう。
    • ASIN:B00005HS7N

      

• ヨーヨー・マ「オブリガード・ブラジル」
  • こちらは、ライヴじゃなくってスタジオ録音。ボサノバ、ショーロ、サンバなどブラジル音楽をガンガン聴かせてくれます。ヴォーカルも入ります。一口にブラジル音楽といっても幅広いなあ。ただ、楽しさからいえばライヴ盤がおすすめ。しかし収録曲も一部かぶってるけど違う（ライヴはジョビン、ピアソラ。こちらはジョビン、ヴィラ・ロボス）ので、どうせなら両方聴きましょう。
    • ASIN:B000197GT8

• 「譚盾（タン・ドゥン）：交響曲1997〜天・地・人」
  • 香港返還を記念して中国政府が委嘱した作品。ヨーヨー・マのドキュメントでもその時の様子が映っていました。傑作とは思いませんが、古代楽器「編鐘」のアルカイックな響き、児童合唱の透明感、雑踏のような感じ、第九のフレーズの変奏、妙にアメリカっぽい（ガーシュウィン？）旋律が聞こえてきたりきて楽しい。じっくり聴くというよりは脳内で「オリンピックの開会式のショー」のようなものを上映しながら聴くといいかと…。
    • ASIN:B00005G7VE