pecorin9112004-09-20

 フォクトレンダー(独)の蛇腹式カメラ、ヴィトーII。折り畳むとシガレットケースのように薄くなります。距離計なし、露出計なしというフル・マニュアル機。写真ではアクセサリー・シューを装着し、その上に距離計をのっけてます。距離計もドイツ製の骨董品です。二重像合致式で距離を読みます。まあ目測の補助程度ですね。距離が測れたら、その数値で距離を合わせます。次に露出計を使って絞りとシャッター速度を決めます。フィルムを巻き上げてシャッターを切れる状態にし、シャッターレバーをコックして、アングルを決めてシャッターを切ります。今のフィルムは性能がいいので、多少の露出ミスはカバーしてくれるので安心。天気の良い日に絞り込んで撮ると発色のいい作品が撮れます。
(9/21 一部訂正「シャッターをチャージし」→「シャッターを切れる状態にし」チャージはシャッターレバーですね。巻き上げは二重露出防止でしょう。)