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CD-3を聴き終えました。いや〜、ヘンデルのアリアはエエわ。ワンパターンという気がしないでもないですが、盛り上がりまくりです。特にラスト近くのベルタルドのアリア「暴君よ、生きるのだ」がすごいや。アリアだけ集めた抜粋盤を作るといいかも。ただ、バロック・オペラの場合、本来はカストラートが演じてた役を現代では男声(カウンターテナー)や女声(アルト)が歌うので、CDだけ聴いてると混乱することがあります。
バロック・オペラをもう一本。こちらは「中の一曲は紛れもなくヴィヴァルディだが、他はよくわかんない。合作かもしれないし、単ににヴィヴァルディをパクっただけかもしんない」という最近発見された楽譜の初録音盤。昨年来日公演してましたね。かつてウィーン少年合唱団で素晴らしいボーイ・ソプラノを聴かせてくれたマックス・エマヌエル・ツェンチッチがカウンターテナーでペルセウス役というのが個人的には目玉だったりもします。アンドロメダは上記の「ロデリンダ」のタイトルロール、ケルメス。とりあえずCD-1を軽く聴く。
■参考→http://d.hatena.ne.jp/pecorin911/20050412
■Max Emanuel Cencic→http://www.cencic.net/
マックス・エマヌエル・ツェンチッチ事務局による日本語のサイト(http://www.cencic.org/)もできてました。ちなみにマキシムと同じくクロアチア出身。
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン
- アーティスト: 金聖響&アンサンブル金沢吉田恭子,メンデルスゾーン,サラサーテ,金聖響,吉田恭子,オーケストラ・アンサンブル金沢
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2002/09/26
- メディア: CD
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金聖響とアンサンブル金沢を予習しとこうと聴く。吉田恭子さんのファンには叱られそうだが、手近な盤がこれしかなったのだ…という聴き方でしたが、吉田恭子のヴァイオリンももちろんイイです。演歌じゃない透明感のある「ツィゴイネルワイゼン」というのもまたヨシ。どちらもお馴染みの曲で手堅いとも言えますが、簡単に比較もされちゃうわけで、大変といえば大変。
リストの「灰色の雲」から始まる。ショスタコ、プロコフィエフ、フランク、ベートーヴェン、スクリャービンとお馴染みの名前が並ぶのですが、曲の方はあまりお馴染みじゃないのがほとんど。確かにミスティック。「エッセンシャル・リヒテル」のシリーズは全部聴きたい。