煮豚

 妻が多忙っぽいので、煮豚を作りました。どう作っても失敗のない料理。まあ、世の中には愛エプに出てくるタレントのような人(あそこまで酷いとヤラセに見える)もいないではないので、100%とは言えませんが、素人でもそれなりのものはできる。
 ネットでレシピを確認したら、作り方がみんな違うんだよね。
 あっさりと煮て、辛子で食べる人もいれば、しっかり煮込んでチャーシューっぽく仕上げる人もいる。
 「豚ブロック肉を煮る」という核心はかわんないんですけどね。
 ポイントは香味野菜(葱、生姜)で臭いを消すくらいか?
 というわけで、アメリカ産豚肩ロース格安ご提供のブロックを叩いて筋を切り、凧糸で縛って、中華鍋で葱、生姜、八角と一緒に焼き目をつける。そのまま、酒、醤油、砂糖…でもいいんだけど、ずーっと見張ってるのが面倒なので深鍋に移し、肉が浸るくらい酒を…と思ったら足らないので水を足し、醤油、砂糖、棚晒しになってた水飴(じろあめ)をぎゅにょーと投入。ついでに冷蔵庫の残り物の大根も水煮するのがめんどくさいのでそのまま投入。アクを掬いながら煮ながら、時々肉をひっくり返す。小一時間煮込むうちにタレが煮詰まってくる。頃合いを見て、別の小鍋で作っておいたゆで卵を投入(ほんとは漬け込む方が美味しいが今日は時間がない)。タレが焦げないうちに火を止め、肉を引き上げてスライスすればできあがり。
 タレをちょいとかけて熱々のうちにいただくのが美味。
 時間があれば、スライスする前に一晩タレに漬け込んで翌日食べるとなお美味なんだけど、今日はとにかく時間がありませんでした。
 家族にも好評。
 残ったタレはお酒で延ばして、煮卵、煮ジャガ、大根煮にも使えるので冷蔵庫の整理用飛び道具にもなりますね。