昔のトンカツ

　昨夜はトンカツを揚げた。
　アメリカ豚が安かったのだ。
　ロースの切り身が4枚で300円台であります。
　しかし…、薄い。
　しかし…、その分、火の通りはいいぞ。
　ガシガシと筋を切り、ばんばんと叩き、ポリ袋に小麦粉を入れて、肉を投入。
　その時点で、塩、胡椒を忘れてたことに気づき、まあ、いいやと、小麦粉の上からふりかける。
　卵水をくぐらせてパン粉をつけ、しばらく寝かせて、揚げる。
　食べてみたら、なんだか懐かしい味。
　ぼくが子供の頃の「カツ」って、薄かったもんな。
　正確にはビーフカツが多かったような気もする（関西では牛が優勢でした）。
　新橋あたりの飲み屋では肉を薄く叩いた「紙カツ」ってのがあるらしいが、つまみにもいいかも。
　今気づいたけど、はてなのキーワードにもなってんだな「紙カツ」。
　そこまでも薄くはないが立派に薄くて、ジューシーじゃなくって、衣のついたジャーキーというか、そういう感じであります。中濃ソースあたりがベターな選択。醤油やポン酢でもいけるかも。