サイゾー8月号

 『サイゾー』(インフォバーン)8月号に規制関連のコラムを書いています。特集「オタクビジネスの闇」の中の「エロ漫画の自主規制最前線“性器”表現はどこまで合法?」(昼間たかし)の中の「もっとも必要なのは規制の実態をアピールすること」と題したちっちゃいコラムなので探してください。規制における曖昧さ、グレーゾーンについて書いてます。いずれも功罪のあることなので結論を出すのが難しいんですが、このへんのことも考えていかないと、議論の土台さえできません。
 で、この特集の中で注目を集めているのが「“ノスタルジィ中年”が跋扈! 老害化が進むオタク論壇の憂鬱」(宇野常寛)デスよ。オタク論壇ってあるのか? というのが正直なところなんだけど、オレの名前も「最新オタク・マスコミMAP」に入ってましたよ。きゃはは。
 このマップのステキさは、分類しにくい人は敢えて入れてないところ。斎藤環さんとかさ。あと女性論客が入っていないのも気になる。
 で、本文の方は、ゴメン、ちょっと期待ハズレ。苛立ちはスッゲー伝わってくるんだけど、それ以上の刺激がない。宇野さんをどう評価するかは先送りするけどこれは、あまりイイ仕事だとは思えない。
(追加)
 刺激がないというのは正確さに欠けるので消しとく。
 そもそもオレの興味は「オタク論壇」全体にではなく、面白い論者に対して向けられているので、「ノスタルジィ豚」と一括りにされても、一括りにできるものなのかどうかを含めて、よくわからんのであります。