急病で病院へ

 明け方から左脇腹に超激痛。
 これまでに経験したことのない痛みである。
 膨満感もあるので、排便すれば治るかと思って頑張ってみるがダメ。
 お腹壊した時の痛さよりもひどい。
 これは全然違う病気では?
 かかりつけの医院は当然休みなので、ネットで近くの救急病院を調べ、電話して、妻に付き添ってもらってタクシーで向かう。
 病院についても痛くてよちよち歩きである。
 検尿、レントゲン、問診で、痛みの位置や血尿が出ていることから尿路結石の疑いが強い。
 ただ、救急担当医は内科なので、明日、泌尿器科で検査ということになる。
 あと24時間、この苦痛を耐えるのかと思っていると、痛み止めの座薬が出た。
 戻りもタクシー。
 もちろん、まだ痛い。
 座薬入れても痛い。
 効き始めるのに随分かかる。
 正午に入れて、楽になったのは1時を廻ってから。
 座薬はあと二回分。
 最低6時間おかないといけないのだが、計算すると明日の朝までしかもたない。
 夕方、薬が切れてきたのかまた痛みがぶりかえす。
 しかし、しばらくするとまた楽になる。
 なんとか次の座薬を入れずにすむ。
 各方面に電話とメール。
 明日〆切のユリイカの原稿は最後の一行を書いて、送稿。
 15日のイベントはかなり微妙になってきた。
 ちなみにネットで調べたら、痛みの単位に「鼻毛」というのがありましたよ。
 鼻毛一本抜く時の痛みが「1鼻毛」。
 尿路結石の痛みは、出産と同じく「10万鼻毛」。
「こんな苦痛はお産比べれば大したことない」
 と自分を叱咤してたオレもめでてーな。
 しかし、妻は難産で24時間以上かかってるから10万鼻毛どころじゃないよなー。