2006-01-01から1年間の記事一覧

アフタヌーンにエロマンガ・スタディーズが…

月刊 アフタヌーン 2007年 01月号 [雑誌]出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/11/25メディア: 雑誌この商品を含むブログ (14件) を見る 1月号の森川嘉一郎さんのコラムで紹介されました。 同誌では拙著で『愛人』について言及した漫画家の一人、田中ユタカ…

JUKU

JUKU ―私の実録新宿歌舞伎町作者: 清水おさむ出版社/メーカー: 青林工芸舎発売日: 2006/07/01メディア: コミック クリック: 18回この商品を含むブログ (5件) を見る 清水おさむの破天荒な自伝漫画。当然ながら実在の人物がバンバン出てくる。一部変名で登場…

よつばと

よつばと! (5) (電撃コミックス (C102-5))作者: あずまきよひこ出版社/メーカー: メディアワークス発売日: 2006/04/27メディア: コミック購入: 16人 クリック: 541回この商品を含むブログ (703件) を見る 今更ですが今頃読んだよ。単行本執筆中は本棚がわけ…

グレート・スモーカー

グレート・スモーカー―歴史を変えた愛煙家たち (祥伝社新書 (051))作者: 祥伝社新書編集部出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 2006/08メディア: 新書購入: 2人 クリック: 14回この商品を含むブログ (7件) を見る 病院の待合室や電車の中やトイレで読んだ。愛煙…

SPA!にエロマンガ・スタディーズが…

12月12日号に書評が出た。 筆者は斎藤宣彦さん。 好意的な書評でありがたい。 朝日のコラム同様に塩山芳明編集長の「出版業界最底辺日記―エロ漫画編集者「嫌われ者の記」 (ちくま文庫)」が刺身のツマのように3行ばかり紹介されておりまして、まるでコバンザ…

欧州ガラス紀行

欧州ガラス紀行 (ほたるの本)作者: 南川三治郎出版社/メーカー: 世界文化社発売日: 2006/08/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (3件) を見る 目を楽しませるために読む。ガラスもマニアではないが見るのは好きなので、うっとりと博物館級のガラスの数…

宇宙を読む

カラー版 宇宙を読む (中公新書)作者: 谷口義明出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2006/07/01メディア: 新書 クリック: 4回この商品を含むブログ (9件) を見る マニアではないが、それなりに宇宙に興味があるオレみたいな人間にはかっこうの入門書&ハン…

三日月が円くなるまで

三日月が円くなるまで―小十郎始末記作者: 宇江佐真理出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2006/04メディア: 単行本この商品を含むブログ (8件) を見る 最近の宇江佐真理は変だと思う。はっきりと面白くない。平凡なボンボン育ちの若侍が、しょーもない事件にし…

幽霊屋敷の秘密

始末屋ジャック 幽霊屋敷の秘密〈上〉 (扶桑社ミステリー)作者: F.ポールウィルスン,F.Paul Wilson,大瀧啓裕出版社/メーカー: 扶桑社発売日: 2005/10メディア: 文庫この商品を含むブログ (15件) を見る始末屋ジャック 幽霊屋敷の秘密〈下〉 (扶桑社ミステリ…

カウンターから日本が見える

カウンターから日本が見える 板前文化論の冒険 (新潮新書)作者: 伊藤洋一出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/09/15メディア: 新書購入: 1人 クリック: 16回この商品を含むブログ (11件) を見る 板前割烹の誕生と変遷という歴史部分は興味深い。ワクワクす…

校正

今日は校正がダブルで入った。一本はDTP込みのパズル雑誌仕事。パズル本も企画も年内に提出しておきたいんだけどなー。 もう一本はギリギリまで引っ張ってた『水声通信』の漫画史論論。最後の方は徹夜で書いたので「ひょっとしたらとんでもないウワゴトにな…

『水声通信』

漫画史論テーマの原稿を03-04日の徹夜で書き上げる。 ずーっと前に更科くんが「正史は存在しない。あるのは複数の『正史』のバトルロイヤルだ」みたいなことをどこかで書いてたことが頭に引っかかっていた。当たり前といえば当たり前の認識なのだが、「正し…

たけくまメモを見ておどろく

みなさんごめんなさい http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/ 無事でなにより。 ドキドキさせないでよ〜。

架空

長谷邦夫先生の日記にて http://d.hatena.ne.jp/nagatani/20061201 「架空」の発売を知る。表紙に「まどの一哉」の文字が。そういえば、こないだ某編集者と電話で話した時「まどの一哉特集だそうですよ」と聞いていたことを思い出し、あわててタコシェの通販…

朝日のコラムにエロマンガ・スタディーズが…

本日の朝日新聞夕刊「文化芸能」欄。小川びいさんのコラム「時評圏外」に写真入りで拙著が紹介されている。朝日のコラムなのにちゃんと「貧しい漫画が多すぎる」社説から入っていくあたりが素直に立派だと思う。朝日ってエロの壁がかなり高いはずなんだけど…

妄獣

妄獣 (メガストアコミックス)作者: 天竺浪人出版社/メーカー: コアマガジン発売日: 2006/11/18メディア: コミック クリック: 5回この商品を含むブログ (5件) を見る やっぱ天竺浪人はスゲェです。表題作長編は、非モテ代表みたいな童貞野郎が、お嬢様に恋を…

巫女と野獣

巫女と野獣作者: 氏賀 Y太出版社/メーカー: 三和出版発売日: 2006/10/26メディア: コミック購入: 7人 クリック: 65回この商品を含むブログ (8件) を見る 氏賀Y太はビョーキの人というよりはネタの人だと思ってたが、これなんかは典型的にネタ系の一冊。おっ…

原稿を書く

朝から『水声通信』(水声社)の原稿を10枚近く書く。ここ三日くらい5枚くらい書いては「気に入らない」と捨て続けてきたのだが、ようやく突破口が見つかった感じ。やっぱ自分の思ってることをストレートに書くのが一番なんだな。 本当は今日が〆切なのだが…

Amazonの在庫

今朝方チェックしたら在庫2冊になっててビクーリ。 今見たら「通常2~3日以内に発送します」に変わっていた。 着実に売れているようで嬉しいんだけど、早く「在庫あり」に戻って欲しい。 そういえば一昨日、書評用のエロ漫画を仕入れにK-Booksのアキバ店を覗…

ひみつの犬神コココちゃん

ひみつの犬神コココちゃん (TENMA COMICS)作者: 掘骨砕三出版社/メーカー: 茜新社発売日: 2006/11/15メディア: コミック購入: 9人 クリック: 52回この商品を含むブログ (18件) を見る 掲載誌(アンソロ本)のリニューアルを乗り越えて、最終話描き下ろしで、…

どうしても池田理代子に勝てない

もうすぐ本を出して一ヶ月になる。 もちろん売れ行きとか評判とか気になるわけですよ。 さっきアマゾンを見たら久しぶりに1000位以内に入ってたんでヤレヤレ。 レビューも著者としては涙もの。 7&Y『アニメ研究本・マンガ論』部門では637件中売れ筋2位にラン…

鈴木秀美

美術館を出た足で鈴木秀美のバロック・チェロによる「バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲演奏会第2夜」に突入。今回は第2、4、6番となります。 ロビーでワインを出すというのはオサレかもしれんけど、席について周囲が酒臭いのはどうかと思う。 自分も飲むしかな…

ベルギー王立美術館展

ダメもとで行ってみると金曜日は時間延長ってことで入れました。 空いてたし、フランドル絵画を堪能できたよ。 もちろん見物はパパ・ブリューゲルの「イカロスの墜落」ですが、こういうのは美術の教科書などでもおなじみなので新鮮な驚きというのはない。さ…

高橋悠治のシューマン

シューマン:クライスレリアーナ(紙ジャケット仕様)アーティスト: 高橋悠治,シューマン出版社/メーカー: 日本コロムビア発売日: 2006/06/21メディア: CD クリック: 17回この商品を含むブログ (5件) を見る 復刻盤。ちょうど今聴いてます。 「クライスレリアー…

メルマガとか色々

「漫画のデータベースはどこにある?」という記事を『週刊ビジスタニュース』(http://www.sbcr.jp/bisista/)に寄稿。 意外と公的なアーカイヴが使えるかもという話。 配信は昨日ですが、一週間後にバックナンバーで読めるはずです。 昨日は全く別名仕事で…

生き延びるためのラカン

生き延びるためのラカン (木星叢書)作者: 斎藤環出版社/メーカー: バジリコ発売日: 2006/11メディア: 単行本購入: 15人 クリック: 162回この商品を含むブログ (175件) を見る 斎藤環さんの新刊はなんとラカンの入門書だ。そういえば昨年「ラカンのいい入門書…

いつのまにかジワジワと…

【創作物規制】バーチャル社会のもたらす弊害から子どもを守る研究会【ついに登場】 http://yama-ben.cocolog-nifty.com/ooinikataru/ どうしてもメディア規制をやりたい人たちがいる。 「子供も守ろう」という例によって例の如きお題目だが、ネットや携帯や…

米澤さんの仕事場

誘ってくれる方があり、午後、米澤さんの仕事場へ。 お線香をあげ、ご一緒させていただいた某社のみなさんと、英子さんを囲んで思い出話や、最近の漫画関係の話を小一時間ほど。 辞去する前に英子さんのご案内で書庫を見学。 ああ、質量共にオレとは桁が違う…

石川賢氏急逝

出がけに石川賢さんがお亡くなりになったことを知る。 予期せぬ訃報に驚く。 58歳といえばオレより6つ上なだけではないか。 帰宅後、他の方々のブログを見ると、突然死だったとある。 石川賢さんの作品といえばタガの外れたパワーが魅力だった。 その腕っぷ…

マリオ・デル・モナコ全集

全集アーティスト: デル・モナコ(マリオ),モンテ・カルロ国立歌劇場合唱団,オリベロ(マグダ),レッシーニョ(ニコラ),ツァンドナイ,ジョルダーノ,マスカーニ,ヴェルディ出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック発売日: 2002/12/25メディア: CD …